JA太田市は群馬県の東部、太田市内の旧太田市地区と藪塚地区を管内とする農業協同組合です。

　全国農業組合中央会等が主催する第４６回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクールの図画部門で全国４万５９５１点の応募の中から太田市立沢野小学校5年生の吉江小浜さん（１１）が県内初の最高賞、内閣総理大臣賞に選ばれました。また、太田市立鳥之郷小学校３年生の横倉元さん（９）も農林水産大臣賞を受賞しました。

　吉江さんの「水田の帰り道」では、夕暮れ時の水田の風景を描いています。吉江さんは「絵を描くのが好きだから受賞出来て嬉しい」と笑顔で話しました。

　横倉さんの「たきたてのごはん」では、炊き立てのご飯としゃもじを持つ本人を描いています。横倉さんは「賞をとれてびっくりしたけど嬉しい。ごはんをいっぱい食べて勉強や運動を頑張る」と喜びました。

　吉江さんと横倉さんは１月１４日に太田市役所を訪れ、清水聖義市長に受賞を報告しました。

　また、JA太田市の天笠淳家組合長も２人と面会し、太田市産の「いなほっこり」と「やよいひめ」をお祝いとして贈呈しました。

　天笠組合長は「吉江さんの作品は田園風景を美しい色彩で表現し、観る人を感動させる力がある。横倉さんの作品はお米の良い香りがこちらまで伝わってきそうでお米のおいしさを良く表現している」と2人の絵を絶賛しました。