JA太田市は群馬県の東部、太田市内の旧太田市地区と藪塚地区を管内とする農業協同組合です。

　５月１１日、太田警察署で太田警察署管内農作物被害防止対策会議が開催され、JA太田市の役職員３人が出席しました。

　この会議は現在、太田市管内で農作物や農機具等の盗難が相次いで発生していることから、被害未然防止の為に太田警察署が開催しました。
　当日は、JA新田みどりの役職員や太田市役所職員、東部農業事務所、群馬県農協交通安全対策協会も参加しました。
　開会にあたっては、警察署長に続き、天笠淳家組合長も「農家にとって、丹精を込めて育てた農作物や農作業の要となる農機具を盗まれることはとても辛いことです。この会議で関連機関と被害防止への認識を共有し、協力して被害撲滅のための対策に取り組んでいきたい」と挨拶しました。また、JA新田みどりの橋本達男専務も挨拶を行い、盗難防止への意気込みを語りました。
　会議では、令和２年度からの太田市管内の盗難被害の発生状況や今後の対策を話し合い、JA太田市とJA新田みどりでも支所や管内生産者のほ場へのポスター掲示や注意喚起のチラシの配布、パトロールの実施等で対策を図ることとなりました。

　JA太田市管内では特産品である「藪塚こだま西瓜」の盗難が相次ぐ他、４月頃にもトラクターの盗難が発生しています。
　JA太田市は今後、生産者への注意喚起やパトロールの協力等、太田警察署や行政と連携し、盗難防止対策を強化していきます。