JA太田市は群馬県の東部、太田市内の旧太田市地区と藪塚地区を管内とする農業協同組合です。

　営農指導課は２月２２日、ホウレン草病害虫防除講習会を藪塚本町中央公民館で２回に分けて開催し、計３６人が参加しました。
　開会にあたってＪＡ太田市ホウレン草部会の久保田部会長は「講習会をよく聞いて安心安全なホウレン草を出荷してほしい」と挨拶しました。
　講習会では東部農業事務所の清水技師より昨年管内で発生が多かったべと病や炭疽病、ハクサイダニなどの病害虫の発生条件や対策について説明しました。
　また、各農薬メーカー担当者からそれぞれの農薬の特性について紹介をしました。
　参加者は熱心に聴講し、病害虫や農薬について学びました。
　ホウレン草はＪＡ太田市管内の藪塚地区で多く生産されており、令和３年度の生産量は３５２９トン、販売金額は２０.２億円で管内の品目で一番です。昨年はべと病が多くのほ場で発生し、大きな被害を受けました。今年は生産者が対策を行ったことでべと病の発生は抑えられていますが、今後も講習会などを通じて正しい病害虫防除を呼びかけ、被害を防いでいきます。