「藪塚こだま西瓜」出荷に向けて　販売対策会議を実施

　ＪＡ太田市野菜センター運営員会スイカ部会は２月２６日、藪塚野菜センター会議室で「藪塚こだま西瓜」販売対策会議を開催しました。
　会議はＪＡ管内特産品である「藪塚こだま西瓜」の出荷に向けて情報を交換することが目的。スイカ部会役員２人と市場関係者、全農職員の計６人、ＪＡ役職員３人が参加しました。
　会議の前には生産者のほ場で視察研修を実施。栽培する品種はうどんこ病耐病性がある愛娘ラブリーです。参加者は「藪塚こだま西瓜」の生育状況を確認しながら、意見交換を行いました。
　会議ではスイカ部会の福田部会長より産地情勢、市場関係者からは市場情勢や他産地情勢について説明し、今後の出荷について話し合いました。
「藪塚こだま西瓜」はＪＡ太田市藪塚地区で生産される小玉スイカのブランド。令和５年産の栽培見込み面積は１７.６ha。今年は暖冬経過となりスイカの生育も１週間程度の前進となりました。交配作業も天候に恵まれ、着果後の生育・玉肥大も順調で昨年よりも玉サイズが若干大きくなる見込みです。
　スイカは温度と日照が重要で、特に交配前後の影響が大きく、出荷量と品質が左右されます。３月は天候変動が激しいことから、今後も生育状況の把握を行い、市場・全農・ＪＡで情報共有を図り販売強化に繋げていきます。