JA太田市は群馬県の東部、太田市内の旧太田市地区と藪塚地区を管内とする農業協同組合です。

　生活課は８月２２日と２４日で計４回、直売所出荷者全体研修会を本所３階大会議室で開きました。
　計１１５人の出荷者が参加し、生活課の佐々木課長から令和５年度の直売所実績の共有や出荷に係る取り決めなどの再確認などを行いました。直売所では出荷者の高齢化などの影響により直売品の出荷量が減少していることから、新たな出荷者の募集に取り組みます。佐々木課長は「直売品の充実こそ直売所の魅力」と話し、出荷者にも積極的な出荷を呼びかけました。
　また、出荷者との意見交換も行い、農産物の最低価格の引き上げや値引きなどについての意見が上がりました。
　後半には農山漁村文化協会の関東甲信越支部の横山支部長を講師に招き、「野菜づくりのコツと裏ワザ」と題した研修を実施。他産地生産者の事例の紹介や病害虫対策について説明。参加者は直売品の品質向上の方法と消費者に喜ばれるアイデアなどを学びました。
　ＪＡ太田市は、令和４年度より取り組む自己改革の中で、出荷品目を毎年１０品目増やすことで出荷者の所得増加に繋げたいとしています。
　今後も自己改革目標達成と来店客の満足度向上のために、出荷者を講習会などでフォローしていきます。