JA太田市は群馬県の東部、太田市内の旧太田市地区と藪塚地区を管内とする農業協同組合です。

　営農指導課は８月２４日、露地ホウレン草栽培講習会を藪塚野菜センターで開きました。藪塚地区でホウレン草を生産する生産者１９人が出席しました。
　講習会では、サカタのタネとタキイ種苗の担当者からホウレン草の品種特性について説明しました。
　また、東部農業事務所の清水技師より、べと病やアブラムシ類などの病害虫対策について説明。特に一昨年発生が多発したべと病について、昨年の発生は少なかったものの、地域全体の菌密度は高い状態であるとして、引き続き予防の徹底を呼びかけました。
　ＪＡ太田市管内では藪塚地区でのハウス栽培を中心にホウレン草の生産が盛んです。令和４年度のホウレン草の出荷量は約４４６２ｔ、販売高は約２１億８１１９万円となっています。
　ＪＡ太田市では今後も講習会を行い、べと病の防除などを呼びかけ、生産者をサポートしていきます。